意識改革

意識のカベを乗り越えるために                 

幼児から小学生くらいまでは、「食べ物の好き嫌い」に象徴されるように「意識のカベ」を作りやすい時期です。意味もなく「苦手なものは苦手」と思いこみ、「嫌いなものは嫌い」と避け、放っておくと逃げ道を探すことばかりに心が向いてしまう時期でもあります。

 

花まる学習会のサマースクールでは、子供たちに小さな滝から飛び込むことに挑戦させます。もちろん、無理はさせません。滝の下では先生方が万全な態勢で受け止める準備をしています。

 

最初は「こわくてできない…」と立ちすくんでいる子も、「がぁんばれ!がぁんばれ!」という同じ仲間の声援を受けて、見事に飛びこむことができたとき、その子の眼は自信と喜びに満ち溢れます。

 

「意識のカベ」を乗り越えた瞬間でもあります。

 

「やればできるんだ!」という誇りと自信は次の成長への大きな原動力になるに違いありません。もう、怖がって震えていた姿はどこにもありません。何度も何度も時間を忘れて飛び込みに熱中します。遊びつくすたくましさも手に入れたのです。

 

FCの「勉強合宿」も同じです。「勉強しつくす5日間」で子供たちの意識は大きく揺さぶられます。「最初は1日10時間の勉強なんてできないと思った。」という子も最終日の作文では「もっと勉強したかった。あと2、3日やっていたかった。」「本当の勉強って、こういうことだったんだ。」「今までの自分はほんとうに甘かった。」という意欲的で前向きな姿勢に変わるのです。

 

日常を離れたことで初めて経験する勉強漬けの日々の中で、「実は勉強って楽しいものだった。」という驚きとそれをやり遂げたという達成感、まさに学びの本質に触れることができたのです。

 

親の悩みの一つは、「やる気にさせるにはどうしたらよいか、いつやる気になってくれるか」でしょう。少年野球やサッカーのコーチに対しては、従順に「ハイッ、ハイッ!」と機敏な行動をとれる子も、家に帰るとダラダラとして、親の言うことは右から左。

 

「監督やコーチの言うことはよく聞くんですけどね…。」

 

まさにそのコーチ役が私たちです。

 

スクールFCでは、「意識改革」をテーマに勉強合宿や日々の授業を通して、子供のやる気を引き出すための働きかけを意図的に継続して行っています。

 

勉強合宿以外にも、学習法講座、生徒向け講演会、テスト後の生徒面談などは、常に子供たちの意識の確認を行う場となります。

 

「今、自分はどういう状況にいるのか、なぜ勉強しなければならないのか、今やるべきことは何なのか」。人生の先達としての大人からの熱い真剣なメッセージを伝えていく中で、主体性にあふれ意欲的に取り組める子供を育ててまいります。

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