現状の日本の教育制度では、ほとんどの子どもがどこかのタイミングで受験をすることになります。
もちろん、長い人生の中で受験はゴールではなく通過点にすぎません。12歳や15歳をピークとせず、さらに伸び続け、その先でも幸せになってほしいというのが親の願いのはずです。だからこそ、私は将来につながる意味のある受験をしてほしいと思っています。スクールFCでは、それを「幸せな受験」と呼んでいます。
「幸せな受験」は、「勉強することが楽しい」の先に、本当に幸せな合格があり、幸せな人生があるという考え方です。それは自立した大人、「メシが食える大人」になるための第一歩でもあります。
この講演では、「受験を通して良好な親子関係を築き、子どもが進学後もさらに自立した人間になるために親としてできることとは何か」について、思春期の子どもをもつご家庭ならではの悩みを具体的に取り上げながらお話ししていきます。